釜戸町川戸 金比羅神社

瑞浪市釜戸町2510-1(川戸)
【祭神】大名持命
【例祭日】10月第2日曜日
【由緒】釜戸町川戸地区は現在15戸ほどの小さな集落であるが、上・中・下と分かれており、金比羅神社は上川戸の通学バス、バス停のすぐ近くから急な山道を登っていった山腹に鎮座されている。大小の岩石が、高さ十メートルほども累々と積み重なったその傍らに、覆殿を兼ねた拝殿と小じんまりとした本殿が建てられている。昔からずっと岩石のすぐ下に祀ってあったが、近年だんだん岩がずれてきて本殿の屋根に接するほどになったので、平成9年の夏に数メートル離れた所へ移転遷座が行われた。
(岐阜県神社名鑑より)

祭神 大名持命(おおなもちのみこと)
金刀比羅神社
瑞浪市釜戸町2510-1(川戸)

急竣な山腹に御鎮座
 釜戸町川戸地区は現在15戸ほどの小さな集落ですが、上・中・下と分かれており、金刀比羅神社は上川戸の通学バス、バス停のすぐ近くから急な山道を登っていった山腹に鎮座されています。大小の岩石が、高さ十メートルほども累々と積み重なったその傍らに、覆殿を兼ねた拝殿と小じんまりとした本殿が建てられています。
 昔からずっと岩石のすぐ下に祀ってありましたが、近年だんだん岩がずれてきて本殿の屋根に接するほどになったので、平成九年の夏に数メートル離れた所へ移転遷座が行われました。
 いつ崩れてくるかわからぬような危ない所ですが、周囲は森閑とした林で、すぐ近くに細い谷川が滝のような急流となって流れ落ちているこの場所を霊地と選んで、神が祀られたものと考えられます。

金毘羅様とは
 金毘羅とは、古代インドの言葉でクンピーラというガンジス川に棲む鰐を神格化した名ですが、日本へ伝わって、金毘羅大権現となり、海上安全や雨乞いの神、やがては諸願成就の神として広く崇敬されるようになりました。
 本宮は香川県琴平町に鎮座、ここの金刀比羅神社も四国から勧請して、天保2年(1831)に建立されたものです。
 金毘羅信仰はこの地方でも盛んで、市内各地に、金毘羅大権現と刻んだ供養塔(石碑)や、金毘羅神社又は金刀比羅宮などと記された石祀や石燈籠が見られます。
 なお、明治になって権現号が廃され、祭神は日本古来の神の名に改称されました。

少ない氏子で祭を守る
 昔は川戸4軒といって、戸数の少ない所だったので、隣の上平の人といっしょに若宮八幡神社の氏子にもなっていましたが、水車を利用した陶料生産が盛んになって戸数も20軒を越えたため、昭和30年代半ばに上平と別れ、この金刀比羅神社を唯一の産土様にしました。
 しかし、その後の経済状況の変化で水車の維持が困難となり、今では陶料生産を行っている家は一軒もありません。戸数も15戸に減ってしまいました。
 しかし、2月と10月には大人も子どもも全氏子が参加して祭の伝統を守り、神社の護持につとめております。
(瑞浪市の神社[H10発行]より)

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