宝暦以来の小堂宇を寛政10(1798)年の宿中大火のあと、宿の鬼門除けとして享和2(1802)年に再建したものです。
宿内はもちろん近郷や旅人からも「細久手宿のこうしんさま」として親しまれたお堂で、ここからは宿内が一望できます。境内には石造物が多く残っており300年余り前のものもあって当時の賑わいぶりが偲ばれます。
●御本尊/青面金剛
●所在地/瑞浪市日吉町細久手
●お問合せ/瑞浪市観光協会 TEL.0572-67-2222
石窟内の像
役行者像(修験者)。下駄履像として珍重されている。
奈良時代初期に大和葛木山にいた呪術者で修験道の開祖としてあがめられた。
山岳信仰に深く及んでいる。