【第十六番】臥竜山 林昌寺

16林昌寺

 臨済宗聖東陽英朝の開山と伝えられる妙心寺派のお寺です。穏やかな顔の慈母観音が本堂を正面から見守ります。境内の下には公民館があり子供たちの遊具も置かれて地域の憩いの場となっています。

林昌寺

 林昌寺は延徳2年(1490)土岐氏十五代持頼の子と伝えられ、臨済宗聖沢門派の祖となった、東陽英朝が開山した寺と伝えられています。
 山号の臥竜山は、竜が雲を呼び天に登ることを意昧し、開基である小里氏の意気込みが込められています。
 境内墓地内にある開山塔(無縫塔)は永正元年(1504)建立とあるが、市内でも一・ニを争う立派なものです。
 また、境内の観音堂には明治41年に催された36首の俳句額が掲げられており、当時の文化交流の盛んだった様子を物語っています。

(陶町の歴史散策マップより)

 大川林昌寺の開祖「東陽英朝」は、たいへんな高僧で土岐持頼の子と言われていますから、林昌寺建立の1490 年には既に小里氏(土岐氏一族)の所領であったと考えられます。
 なお、東陽英朝は大川林昌寺開山後、法雲山定彗寺(岐阜市)、龍慶山少林寺(各務原市)などを次々に開山し晩年は八百津に住み天寿を全うしたようである。

林昌寺と東陽英朝の墓

(陶町歴史ロマンより)

 林昌寺は恵那新四国八十八所霊場の二番札所にも選ばれ、寺への入ロの辻には享保17年の三界万霊塔や寛延2年(1749)の霊場巡拝記念碑などもあります。観音堂へも是非合掌して今日の巡礼の旅が無事終ったお礼をしましょう。

林昌寺辻の西国霊場順礼碑
(寛延ニ・1749・観音像・催告巡礼同行中)

万霊塔
(享保+七・笠塔婆・三界万霊等・願主吉川氏)
 陶町林昌寺辻のものは笠塔婆型で「享保十七壬子歳四月 施主大川村住吉川伝兵衛」とあり、西国巡礼連中による聖観音像や地蔵尊石像と並んでいます。

(ふるさとの石碑と灯篭より)

大川林昌寺石仏と笠塔婆名号石

(瑞浪の石造物より)

臥龍山 林昌寺 陶町大川 釈迦如来 臨済宗妙心寺派 京都妙心寺 延徳二年(1490)英明創と伝う宝永元年(1704)大春中興

(瑞浪市の歴史より)

臥竜山 林昌寺
宗派/臨済宗妙心寺派(御本尊:釈迦如来)
所在地/岐阜県瑞浪市陶町大川216
TEL.0572-65-2485

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