ヒトツバタゴ自生地(大湫)
POINT!
2023年度、大湫地区自生地のヒトツバタゴは見ごろ終了いたしました。
また来年開花を楽しみにお待ちください。
別名をナンジャモンジャといい、新緑の5月にまるで雪をかぶった樹木のように純白の花が咲き誇ります。
ヒトツバタゴはモクセイ科に属し、主として湿地などに自生する落葉樹です。同じくモクセイ科のタゴ(トネリコ)に似ていますが、複葉のタゴとは異なり単葉であることから「一つ葉のタゴ」の意味でこの名がつけられました。
当地方では「ナンジャモンジャ」「アンニャモンニャ」などと呼ばれ、新緑の5月には、まるで雪が積もったように純白の花を咲かせます。
中国・朝鮮半島の一部と日本に分布し、国内では長崎県(対馬)と愛知県、岐阜県、長野県に限られ、希少樹種でもあることから、多くのヒトツバタゴ自生地は国や県、市町村の天然記念物に指定されて保護が図られています。
瑞浪市では、釜戸町、大湫町、日吉町、稲津町において自生が確認されており、釜戸町宿の神明神社社巖(約2,082平方メートル)と字百田の半原沢に沿う断崖地(約135平方メートル)指定区域となっています。
神明神社の社巌には特に大きい3本の成木が自生していますが、半原沢の成木1本は過去の台風で大きな被害を受け、現在は観察できません。
INFORMATION基本情報
住所 | 瑞浪市大湫神田 |
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交通アクセス | 瑞浪市大湫コミュニティーセンターより車で5分 |
駐車場 | 有(3台) |
備考 | 自生地が私有地の為、マナーを守って鑑賞しましょう。 |